銀行などの金融機関がチェックする、融資審査の2つのポイント

会社を興そうとあなたは思いました、が、銀行から何故か借り入れ出来ませんでした。そこであなたは銀行を逆恨みしますか?それとも新たな融資先を探し、奔走することになりますか?知り合いは逆恨みして、「あそこの銀行最低なんだよ、貸してくれなかったの!」そう吹聴して回っていますが、それは間違いなのです。断られるには断られる理由が存在するのです。

そもそも銀行は貸付を快く引き受けます。何故かというと、銀行はお金を貸すことにより、金利を得る。それにより生活出来るのです。言わば、銀行はそれしか稼ぐところがないのです。だから、断られるには断られる理由が必ず存在する。ではその理由とは一体なんなのでしょうか?それを解明していきましょう。

融資を引き受けてくれない理由は二つあります。一つ目はきちんとした人生設計を建てていないから。二つ目はあなたが決して言ってはいけない言葉を言ってしまったから。ここであなたが愚痴を零したって意味がない、あなたが悪いんだから諦めるより他ないのです。ではここで質問です。あなたはきちんとした将来の見通しが立っていますか?銀行があなたにお金を貸したくなる様な、完全な形での未来です。これ、出来ていますか?

人生設計とはなにか。これなのですが、あなたは銀行に出向いた先で何と担当者と会話するだろうか?まさかのまさかではあるが、こんな馬鹿げたことを言っているのではないだろうか?「私には、いくらまででしたら貸し出していただけますか?」これは完全にアウトだ。いくら必要なのか、起業する人間が把握していないと見られてしまうのだから、尋ね方が悪いというもの。こういう場合、あなたは起業に際し、いくらかかりますので、いくら借り入れさせていただければと思います。そうきっちりと宣言しなければならなかったのだ。

だがしかし、宣言だけでは足りない。事細かに、起業に際しあなたはこれにこれだけかかり、これもかかる。最終的に合算し、いくらかかりますのでと出来なければならない。それくらい出来て当然だからだ。未来計画なのだから、計算くらい出来ていて当たり前なのである。

では二つ目だが、あなたは決して担当者に言ってはならない言葉を言っていないだろうか?「借りれるだけ全額借りたいんです」もしも上の言葉を言った上でこれだった場合、即座にお帰り下さいと言われかねないものである。つまりこれは、あなたが明確な理由付けのされている借金の出来る経営者と取られなかったのだ。その上あなたは返済計画が前もってたてられていないととられるのである。これまた当然である。

この二つ、これを守れば銀行はあなたに快く貸し付けてくれるはず。ただし、これ以外にも人として言ってはならない言葉を投げかけてもいけないのは言うまでもないことだ。

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