未成年のあなたでもお金は借りれる!なるだけ安全な方法とは

どの銀行も消費者金融会社も、借入の時点での年齢制限は儲けています。上限は65歳のところから75歳までと少しは幅があるのですが、下限はいずれも20歳までと決まっています。これはどうしようもないのでしょうか。例外として、18歳から成人と同じように借入ができる場合があります。それはその人が結婚している場合です。世帯を持っているということが信用になっているのですね。

ところが、結婚していなくても18歳からお金を借りることができます。それが学生ローンです。しかし普通のローンより金利は高めで限度額も低く、学生相手ならば仕方ないのでしょうが決していい条件ではありません。また一人暮らしで羽をのばしたい年頃の学生さんにとって、借りたはいいもののその後の返済計画も立て難いところです。こんな若い身空で多重債務というのも残念な履歴になってしまいますから、よっぽど返済に自信がないかぎり手を出さない方が賢明でしょう。

あともうひとつ、これは先だって資金が必要なので全ての人が今すぐにできるという訳ではないのですが、定期預金を使うという方法があります。もし親が自分名義で定期預金の口座を作っていてくれたとしたらそれを使えるのですが、もし近い将来一人暮らしをしようと思うのなら、少しずつでも貯金をして、まとまったら定期に入れるという習慣をつけておくことは、将来の自分にとってとてもいい投資なのです。この定期預金はあってもないものと考えて絶対に切り崩さないつもりで、お金の出し入れは原則普通預金の枠内だけにします。そしてもしお金に困ったら、この定期預金を担保にしてお金を借りることにするのです。

といっても何の手続きも不要で、総合口座の普通預金の残高が不足になれば、自動的に融資されます。返済も自分の普通預金に振り込むだけで何の手続きも不要です。金利は若干の違いはあるものの大体のところが定期預金の金利にプラス0.5%上乗せ程度なので、どう転んでも小数点以下の金利です。学生ローンが金利15%とかなのでこれと比べれば破格の金利です。上限も定期預金口座の残高の8割から9割、いずれにしても大体の銀行が200万円以上は借りることができないようになっています。しかし学生ローンの上限はせいぜい50万円のところが殆どなので、もし定期預金口座に50万円あるとすれば、上限はほぼ同じか、融資の限度額一杯は事実上無理なことが多いので、むしろこちらの方が多いくらいでしょう。

これならば、家賃や学費などでちょこちょこ赤字が出る程度なら余裕でカバーできます。しかももちろん審査不要ですから、アルバイトしていなくても大丈夫。もちろん自分のお金ですから最終的には全部自分で使えるし借金という感覚も持たずに済みます。一人暮らしを考えるのなら、若いうちから30万円から50万円程度の定期預金を目標にがんばってみる価値は十二分にあります。このような利点があると説得すれば、親御さんが元気ならば少しくらいは援助してもらえるかもしれませんよ。

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